【食物栄養専攻】古田セミナー活動報告

生活科学科食物栄養専攻

『熟成タイプのチーズづくりに挑戦(^^♪』

今年度古田セミナーでは、はじめて半熟成タイプのチーズ造りにチャレンジしています♪

ほとんどの栄養系の短大・大学では、食品加工学実習等の授業を通して、さまざまな食品の作り方を、実体験を交えて一から学びますが、完成までに時間がかかりすぎる発酵食品については通常の授業内ではなかなか学べないのが実情です。その点、セミナーは年間を通した30回の授業ですので、このような長い時間を要する発酵食品の作り方を学ぶのには、まさにうってつけの機会となります!

適度に温めた牛乳にスターター乳酸菌と凝乳酵素(レンネット)を加えてじっくりとカードを形成させ、その後カードを型に詰め込んでゆっくりと時間をかけて十分な水切りを行います(ここまで丸二日(*_*))。次に、そのチーズの固まりを表面に雑菌が繁殖しないよう濃い目の塩水に漬け込み、その後低温室(10℃以下)で約1ヵ月熟成させたら、ようやく半熟成タイプのチーズの出来上がりです♬ 

初回のチーズは、うま味は十分に感じられるものの、チーズの厚みが薄く塩味が強すぎたため、次回は工程に改良を加え、さらに美味しく仕上がるよう工夫を凝らしたいと思います!

(加えて、今後はスターター乳酸菌の種類も変えて、試作にチャレンジします♪)

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