理事長あいさつ
学園創立120周年を迎えるにあたり、
さらなる教育・研究・社会活動の充実に取り組んで参ります。
本学は、感恩慈愛の心や報恩感謝の気持ちを体得してもらえるようにと「仏教精神に基づく人格教育」を建学の精神としています。言い換えますと、「おもいやりの心」や「感謝の心」を身に修めていただきたいという願いがあります。女性に高度の教育および専門的知識・技能を授け、有為な社会人・家庭人の養成を目的として、1909年にその礎がつくられ、来年度、学園創立117年目を迎えます。私ども教職員は創立の原点に立ち戻り、より一層の教育・研究・社会活動を行う決意です。本学では短期大学士の学位取得はもちろんのこと、以前より、各種多様な免許・資格やインターンシップ制度の導入、海外の学校との相互交流プログラムなど、既に多くの学生諸氏が取り組んでいます。また、学外に向けての正課外講座をはじめ、地域社会の方々へのエクステンション活動や本学卒業生のためのキャリアアップサポートなどを行っています。さらに、120周年を迎えるにあたり新たな本学独自の奨学生制度を充実させます。本学は今後も立ち止まらず、学園創設者の「気魄(きばく)」に思いを致し、全教職員が心をひとつにし、教育事業に邁進(まいしん)して参りますことをお誓い申し上げます。