【幼児保育学科】施設実習に向けて現場の先生にお話をうかがいました

幼児保育学科

秋も深くなり、冬の足音も聞こえ始めてきたころでしょうか。

幼児保育学科の1年生は、2月の教育実習への準備と同時に、次年度に行う施設実習に向けた準備を開始しています。

例年、10月下旬に児童養護施設や重症心身障害児者施設にお邪魔して、施設や利用者の方の生活を見学させていただいていました。

しかし、昨年度に続き、コロナ禍の影響を鑑みて施設の見学を中止し、オンライン会議を利用して施設の先生方にご講演いただきました。

本年度は、社会福祉法人 慈愛会  乳児院 清心乳児園から、中村 奈々子先生、社会福祉法人 慈愛会  医療福祉センター聖ヨゼフ園から、富松 一教先生、原田 めぐみ先生、瀧 尚子先生、長野 裕紀子先生にご講演いただきました。

それぞれ乳児院の役割や障害児者施設の役割についてご紹介いただき、医療や福祉の領域で保育者が働く意義や先生方の熱い思いをお聞かせいただきました。

学生の感想には…

「24時間体制で、複数の職員が連携をとりながら、子どもたちの命を守り育むとても責任の大きなところだと思いました。」

「利用者の特徴やニーズに合わせた部屋の作りや高さ、使いやすさなど沢山工夫がされていることを知り、利用者を一番に考えた施設だということを感じました。

といったものがあり、「保育者=保育所、幼稚園」というイメージが強い学生が多い中、彼女たち自身の将来を考えたり、また保育者の専門性に気づいたりする貴重な機会になったようでした。

先生方には昨年度も外部講師としてご登壇いただきました。本学の学生への指導に、ご理解とご協力をいただいていること、心より御礼申し上げます。

このコロナ禍で大学での活動や学習に制限がかかるなかではありますが、先生方のご支援が本当に心強く感じます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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