【幼児保育学科】施設実習に向けた実習指導 – 外部講師の方の講演 –

幼児保育学科

幼児保育学科1年生は、10月から12月にかけて保育の関わる施設の講師の方々をお招きしオンライン及び対面での講演を行なっていただきました。

お話いただいた講師の方と講演日は以下の通りとなります。

10月26日 (水) 聖ヨゼフ園 富松一教 様、白川泰彦 様、瀧尚子 様、黒木尚子 様 

10月27日 (木) 甘木山乳児院 大橋美和子 様

11月10日 (木) しょうがい生活支援の会 すみか 芹田洋志 様

12月1日   (木) 福岡市こども総合相談センター 宗健太郎 様

 聖ヨゼフ園の先生方には、聖ヨゼフ園の施設としての社会的位置付け、入所者の方の日々の生活、そして、公益的取り組みとしての高齢者への買い物支援やきょうだい児支援などの事業のお話を伺うことができました。甘木山乳児院の大橋先生には、子ども及び保護者の支援や実習生に求められる心構えについてお話しいただくとともに、事例を踏まえて「産みや育ての難しさ」について考える時間を作っていただきました。すみかの芹田先生の講演では、「障害とは何か?」といった本質的な問いから、障害やそれを持つ人たちに対する社会や人の考え方を捉え直す機会になりました。最後に、福岡市の児童相談所であるえがお館からお越しいただいた宗先生には、行政としての児童相談所の社会的役割や社会的養護の現状、そして、専門職として様々な背景を持つ子どもと向き合うことに求められる姿勢を、宗先生が実際に関わった事例をもとにお話ししてくださいました。

 各講師の先生方は、それぞれの施設の役割、専門性から保育の役割やその社会的意義について、普段聴くことのできない貴重なお話を伺うことができました。ご多用のところ、幼児保育学科の学生のためにお時間を割いてお話しいただいた講師の皆様には心より御礼申し上げます。

<↑障害者支援における言葉のあいまいさに関するワーク>

 学生たちは、講演を通じて専門的理解を深めるとともに、施設実習に臨むにあたり、保育や社会福祉について今一度考える機会としてもらいたいと思います。来年の5月には実際に施設での実習を控えております。今回、外部講師の先生方のお話から得た貴重な学びを決して忘れず、施設実習での活動や考えに活かして行ってください。

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