大学の後期授業も終わり、1年生は幼稚園教諭免許を取得するための幼稚園での教育実習が始まります。
これまで、実習指導や他科目の授業の中で実習に向けて準備を進めてきました。
子どもの観察記録のトレーニングや指導案作成、教材製作や模擬保育といった課題を通して、観察力や実践力が高まったところで、教育現場を見せていただくという流れです。
実習中の学生からは、
「子ども達がとても可愛く、○○先生と呼んでくれることが増えて嬉しいです。私も子ども達の名前を呼びながら、深い関わりができるよう意識して過ごしています。」
「絵本の読み聞かせをさせていただく機会があります。子ども達の喜ぶ顔を想像しながら絵本を選定したり読み聞かせの前後に話す内容を考えたりしています。」
と充実した実習の様子がわかる報告を受けることもあります。
幼稚園の先生方のご指導を間近で見せていただいたり、子ども達と直接関わったりすることで、大学の座学だけでは得られない多くのことを吸収し、学びを深めていることと思います。
コロナ感染防止対策を取りながらも実習を受け入れてくださっている幼稚園の先生方には、心より感謝申し上げます。
実習を通して、一段と成長した学生に話を聞けるのが今からとても楽しみです。