精華女子短期大学

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お知らせ在学生幼児保育学科

【幼児保育学科】 2025年度 施設実習Ⅰ(保育実習Ⅰ(施設))の終了報告

 2024年度の「施設実習Ⅰ」は、5月12日(月)~5月22日(木)の10日間の日程で実施されました。幼児保育学科2年生は、乳児院や児童養護施設などの児童福祉施設と障害者支援施設でそれぞれの実習施設の社会的役割と機能を踏まえ、一人ひとりの子どもの生活の実際をより具体的に理解することができました。また、施設で働く保育者の業務内容についても体験的に学べる時間でした。

 施設実習は、他の種別の実習に比べて不安や戸惑いなどを感じる学生が多いです。そのため、時間をかけて事前準備や事前学習を行います。実習指導の授業では実習に必要な事務的な手続きはもちろん、実習の目的や実際の実習の流れなど、イメージを作っていきます。

 その事前学習の一つとして5月7日(水)には、現在、福岡市内にある児童養護施設と保育所で働いている卒業生のお二人を迎え、児童養護施設や保育所での子どもの生活の様子や実習生に求められる基本的な姿勢・態度などについてのお話をしていただきました。これらは、施設実習についていろいろ不安であった在学生にとってはとても貴重な時間となったようです。とりわけ、「生活支援」の実際についてより具体的に理解できる機会となったという意見が講話後のリアクション・ペーパーに多く書かれていました。

 施設実習の終了後は、2年生全員による「施設実習体験報告会」を行いました。各実習施設の目的や特徴、子どもの生活の流れ、施設で働く保育士の仕事内容、そして初めての施設実習で感じた大変さなどについて全員で語り合う時間を設けました。一人ひとりの体験を、みんなの学びに広げることができ、次の保育実習ⅡとⅢの事前学習につなげていきたいです。

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