【生活総合ビジネス専攻】2021年度フィールドワークⅡ報告会

生活科学科生活総合ビジネス専攻

コロナ対策の上、2021年度フィールドワークⅡの報告会が下記のとおり実施されました。

日時:令和4年1月26日(水)12:00~13:00

場所:精華女子短期大学ミーティングルーム1

協力:社団法人九州の女

~ 地域の伝統文化を次世代へつなぐ ~ コラボ九州の女

【2021年度課題】伝統文化「生け花・華道」振興に向けた調査研究、そして提案

報告内容は以下のとおりです。

①女性の余暇時間の推移および趣味の変化について

②若い女性の「いけばな」に対する意識調査

③いけばな体験前後のストレス測定実験

④QRコードプレート作成と設置

※いけばな教室「いざなう」ホームページデザインの披露

なお、報告会終盤はご参加いただきました山本翠香先生ご指導のもと、学生1名が代表していけばな体験をさせていただきました。心に残る素敵な体験を有難うございました。

学生インタビュー:女性の趣味・娯楽に費やす総平均時間が昔より増えているにもかかわらず、いけばな等お稽古事に費やす時間が減少し、逆にITやスマフォにかける時間が増加していました。IT化が伝統文化を払拭していくのではないかと不安に思いました。一方で、ストレス測定実験チームがいけばなのストレス緩和を実証し、病める現代人こそ伝統文化いけばなの必要性を訴えてくれました。また意識調査から若い女性の花に対する接点が少なすぎる日常生活が浮き彫りとなり、せめて精華の学生は校門から出迎える花々に興味を抱いて欲しいという思いから、QRコードプレートが校門の花壇に設置されました。来学の際は皆さんも是非校門の花壇のQRコードプレートにスマフォをかざし、花の情報をゲットしてみてください。

改めて世界に日本が誇る和文化の衰退を実感するとともに、次世代へ繋ぐ使命感が湧いてきました。また、これまで本学で学習した知識・技能がどのように役に立つのかよく分かりませんでした。正直どのように使えばよいのか分かりませんでした。しかし、この授業でリアルな社会問題に直面、漸く学んだ事すべてがこれからの人生に活かされると実感しました。

本学教育にご協力いただきました「九州の女」の皆様、衷心より感謝申し上げます。

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