【食物栄養専攻】古田セミナー活動報告

生活科学科食物栄養専攻

今回古田セミナーでは、ヨーグルトの試作を行いました。

ただし、ヨーグルトと言っても、ただのヨーグルトではありません!

ここ1~2年をかけて、九州北部の伝統食である“ 糠床 ”の中から分離した(見つけた)

人の胃液や腸液に耐性のある(強い)乳酸菌=つまり「生きて腸まで届く乳酸菌!」

を使ったヨーグルトの作製に挑戦しました。

酸味や甘味など香味のバランスを整えるために、適切な乳酸菌の接種量や発酵時間など

いろいろと試行錯誤を重ね、ようやくまともな(笑)ヨーグルトに仕上げることができました。

調べてみると、固形状の普通タイプのヨーグルトに向いた乳酸菌もいれば、

ドロドロの液状タイプ(飲むタイプ)のヨーグルトに向いた乳酸菌もいることが分かりました。

これからさらに試作と研究を重ねて、香味のバランスの優れたヨーグルトに仕上げていきます。

そして、完成したヨーグルトの試食を行って、私たち自身の腸の健康に活用=『 腸活 』できないか、検討していきたいと思っています。

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