卒業生の支援

大学で教えられる教育内容の多くは、学生時代には十分に理解することができません。就職先での業務の遂行の過程でその意味を理解するようになります。
私自身、大学での教育は専門領域へのいざないの場であり、それが完成するのは現場の実践の場であると考えています。
そこで、さまざまな情報を解りやすく記載した教科書を自分で執筆し、就職後の学び直しの出発点として使うことができるようにしてきました。
精華女子短期大学では、現場で強い学生を育てるための教育プログラムを動かしています。
しかし、2年間の教育では学生たちをより強くして送り出すことしかできません。
教え子たちの能力をさらに発揮させるためには、卒業後の支援が必要であると考えています。
本学の特徴の一つが、卒業生支援に力を入れていることです。
里帰りの会の実施や資格をグレードアップするための教育も行ってきましたが、教員たちは卒業生の個別の相談も受けるようにしています。
卒業後に、一人では解決困難な問題に遭遇した場合、早めに連絡を取るようにして下さい。
一人で悩んでいる場合は非常に困難に思われた問題が、第三者に相談すると簡単に解決できることが多いものです。
在学中も、問題が大きくならないうちに相談に来るようにして下さい。
卒業後は、大学に相談に来る時間を確保することが困難になります。
問題が生じれば、まずメールで相談して下さい。
先生方は、これまでも多くの問題を解決してきているので、簡単な問題はその返信で解決できるものです。
ただし、在学中に良い関係を築いておかなければ、メールでの相談もやりにくいものです。
教職員との接触を密にし、良き相談相手を見つけて卒業して下さい。
大学教育の最大の目的は、知識の伝達とその運用能力の付与にあると考えられています。
しかし、知識の詰込みしかできていない大学も多いものです。
大学は、生涯付き合っていくことのできる友人を獲得できる場でもあります。
教職員との接触を深めることは、知識の運用能力の拡大につながりますし、将来必要となる人脈の形成にもつながります。
繰り返しますが、精華は学生の生涯教育に力を入れている大学です。
遠慮なく相談を持ち掛けて下さい