本の読み方

休校期間中の行うべき自主的勉強の第2案を紹介します。

1冊の本を徹底して読んでみませんか。

皆さんが社会に出るにあたって遭遇する大きな問題の一つが、読書量の不足により自分の意見を的確に述べることができないことです。

だからといって、乱読すれば良い訳ではありません。

本の読み方が解っていなければ、本を有効に利用することができません。

講義の場合もそうですが、人は受け入れる準備の整っている情報でなければ、それを身に着けることが困難なものです。

読書も、本の情報の受け取り方が解っていなければあまり役に立たないものです。

興味のある本であれば、何でも構いません。

読みながら、共感できる部分にマークを入れて下さい。

解らない所があれば、辞典やネット情報を用いて疑問を晴らし、その情報を本に書き込んで下さい。

これを可能にするためには、自分で購入した本を使って下さい。

わざわざ新しく購入する必要はありません。

本の読み方を覚えるために、1冊の本を利用するだけのことですから。

随所にマークを入れ、調査結果を記入した本は、世界に1冊しかない、あなただけの本になります。

この本が出来上がる過程で、あなたは本の読み方を身に着けることができ、これからの読書を有意義なものにすることができます。

私がこの方式を取るようになったのは、教科書のレベルを高めるためでした。

教科書に採用することが可能と判断した本は、新しい情報の追加を可能にするため、分解されました。

それをルーズリーフにとじ込み、追加情報をルーズリーフ用紙に書き込んで挟み込むことが出来るようにしていました。

毎年新しい情報が追加されていくので、講義内容は年々充実していくことになりました。

数年講義に使うと、追加した情報と合わせて自著の教科書を作ることができるようになりました。

自分で作成した教科書には、必要な情報が漏れなく記載されています。

この教科書をさらに改訂していくと、さらに教育内容を高めることができました。

皆さんは、そこまでやる必要はありません。

1冊の本の情報を余さず取り込み、自分の役に立てる練習ができれば十分です。

1冊の本を最後まで読み通す必要はありません。

提出が必要な課題でもありません。

自分の個性を伸ばすための勉強です。

興味のある人はチャレンジして下さい。